雄勝硯で有名な石巻市雄勝町の楽しい品

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硯の伝統的生産地、石巻市雄勝町でいただいた、扇面の形状をした雄勝石で出来た菓子器です。これは何でしょう?実は、菓子器なんです。お茶菓子などですぐに使えるようにと楊枝までついています。2月12-13日、南三陸町をはじめ被災地を訪れた際に、石巻市雄勝(おがつ)町でいただいたものです。雄勝地方の伝統工芸品である硯と同じ黒色硬質粘板岩でできているそうです。なるほど、薄くはがれていくような石です。硯では山口県宇部市の赤間硯も有名ですね。ともに100年以上の歴史があるそうです。包装されていて中身は分かりませんでしたが、2種類の形があると聞いていたのですが、私のは、末広がりの扇面でした。

伝統工芸品の歴史は、とりもなおず技術が伝承されてきた、人がつながり続けてきたと言う証ですから大変なことですね。以前なら筆を使う方も多く、硯の産業も盛んだったのではないでしょうか。日本の良さが少しずつ少なくなるような気がして寂しいのですが、プロフェッショナル以外の一般にはあまり使われていない製品になると思うので、新しい商品の開発にも力を入れているのでしょうね。その一例がいただいたものだと思うと興味深いです。この石の特徴は水にぬれても滑りにくいことがあります。でなくては墨は磨れませんからね。と言う事は、品物を載せても安定して盛る事が出来るのではないでしょうか?色も黒く品物が映えるかも・・・・

訪問時、雄勝硯伝統産業会館近くへ着くと建物も周りも津波で被害を受けていました。あたりには硯の材料と思える黒い石が散らばっていました。大きなものや小さくて薄いものがあって剥がれるように割れたのかと思っていたら、写真のような新商品を、せっかく作ったのに壊されてしまったものではないかと思います。硯だけでなく新しい品を創造し、未来の伝統工芸品を作ることで技術を守り、次世代の人に継承するためにも、いち早く復興されることを願っています。気持ちが萎えないようやる気のあるうちに、つながりが途絶えないようにするためにも。

その意味でも行政は伝統を受け継ぐ人を、良い意味で守ってほしいですね。

写真を忘れていたので追加します。(2012.05.20)

砕かれた硯石の原石や新製品の薄いプレートなども壊されている。黒い石が硯の材料の石です。見えていないかもしれませんが最初の写真のような薄い石も混ざっています。

壊された建築材料に混じって黒い石も散らばっている。周りもこの様な状態でした。

雄勝町で訪れた硯伝統産業会館の近く奥の三角形に見える建物が雄勝硯伝統産業会館で、上の2枚もこの写真を撮った周辺です。

 

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